深夜0時、閉館後の博物館。月光が差し込むホールには、
昼間とは違う不気味な静寂が漂っています。
名画や彫刻に混ざり込んだ、場違いな『現代』の異変を3つ特定せよ。
ヒント
歴史的な石像が、現代的な「黒いアイウェア」でおしゃれをしています。
暗闇の中で、ひとつだけ「赤い小さな光」がこちらを見つめています。
避難する時に探す「緑色の光」が、本来ないはずの場所に…。
博物館の照明が、あんなに暗い理由
博物館や美術館に入ると「少し暗いな」と感じることがあります。あれは雰囲気づくりのためだけではありません。光は資料をゆっくり壊していくからです。とくに紙・染織品・染料は、光を浴びた時間の合計に比例して退色が進みます。
そのため展示室では、資料の種類ごとに照度の上限が決められています。紙や布などの傷みやすいものはおよそ50ルクス前後、油彩画などで150〜180ルクス程度が目安。コンビニの店内が1,000ルクスを超えることを考えると、いかに絞られているかが分かります。
紫外線を出さない照明を使う、展示期間を区切って休ませる、複製と入れ替える——博物館のうす暗さは、100年先も同じものを見せるための工夫の積み重ねなのです。夜の展示室が静かなのは、資料が休んでいる時間だからかもしれません。
まとめ
暗い絵は、明るさの差が手がかりになります。まわりより不自然に光っているもの、逆に浮いて見えるものを探してみてください。
見つけたときの「あ、いた!」を楽しんでもらえたら嬉しいです。


コメント