[E00006] 真夜中の博物館の異変探し

E00006「真夜中の博物館」の異変探しイラスト(3つの異変がひそんでいます) 異変探し

深夜0時、閉館後の博物館。月光が差し込むホールには、
昼間とは違う不気味な静寂が漂っています。


名画や彫刻に混ざり込んだ、場違いな『現代』の異変を3つ特定せよ。

ヒント

歴史的な石像が、現代的な「黒いアイウェア」でおしゃれをしています。

暗闇の中で、ひとつだけ「赤い小さな光」がこちらを見つめています。

避難する時に探す「緑色の光」が、本来ないはずの場所に…。

▶答え合わせ(3つの異変)を見る

異変1:非常口の表示(画面右の壁)

展示室の壁に、時代の合わない非常口の表示。緑に光る人のマークが、静かに出口を指しています。

異変2:監視カメラ(画面左上)

天井近くに、小さな監視カメラ。展示品よりも先に、こちらが見られていたようです。

異変3:サングラス(画面左下の展示物)

展示されている像が、なぜかサングラスをかけています。夜の館内では、かなり見えづらそうです。

博物館の照明が、あんなに暗い理由

博物館や美術館に入ると「少し暗いな」と感じることがあります。あれは雰囲気づくりのためだけではありません。光は資料をゆっくり壊していくからです。とくに紙・染織品・染料は、光を浴びた時間の合計に比例して退色が進みます。

そのため展示室では、資料の種類ごとに照度の上限が決められています。紙や布などの傷みやすいものはおよそ50ルクス前後、油彩画などで150〜180ルクス程度が目安。コンビニの店内が1,000ルクスを超えることを考えると、いかに絞られているかが分かります。

紫外線を出さない照明を使う、展示期間を区切って休ませる、複製と入れ替える——博物館のうす暗さは、100年先も同じものを見せるための工夫の積み重ねなのです。夜の展示室が静かなのは、資料が休んでいる時間だからかもしれません。

まとめ

暗い絵は、明るさの差が手がかりになります。まわりより不自然に光っているもの、逆に浮いて見えるものを探してみてください。

見つけたときの「あ、いた!」を楽しんでもらえたら嬉しいです。

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