ネオンの残光と、書き換えられた電子の闇。
絶え間なく降り注ぐ雨と、路地裏を埋め尽くす極彩色のホログラム。 テクノロジーが支配する「サイバー路地裏」は、情報が交錯し、現実と仮想の境界が曖昧になった場所です。
しかし、まばゆい広告や配管の影をよく観察してください。 電脳世界のバグが生んだかのような、時代錯誤で奇妙な「ノイズ」が紛れ込んでいます。
今回のステージに隠された異変は全部で3つ。
全ての違和感を特定し、この電子の迷宮から無事にログアウトしてください。
ヒント
建物の上部や壁に張り巡らされた、派手な「看板」の数々を見渡してみてください。
サイバーな街並みの足元、濡れた「地面」を注意深くチェックしましょう。
蒸気が吹き出すパイプの途中から、雨を防ぐための「日常的な道具」が生えています。
ネオンの光が、青とピンクばかりなのはなぜ?
サイバーパンクな街の絵は、たいてい青緑とピンクの2色で塗られています。これは偶然ではなく、補色に近い2色を強くぶつけると、暗い画面の中でいちばん派手に見えるからです。人の目は暗いところで青系の光に敏感になるため(プルキンエ現象)、夜の場面では青が生き生きと、赤やピンクは沈んで見えます。その差を利用して、奥行きと湿った空気を一枚で表現しているわけです。
実在のネオン管も、封入するガスによって色が決まります。ネオンガスは赤〜オレンジ、アルゴンに水銀を少し混ぜると青。街の看板がこの2色から始まったことを考えると、サイバーパンクの色使いは意外なほど現実の延長にあります。
そしてもうひとつ、この手の絵に必ずといっていいほど描かれるのが「濡れた路面」です。光を映す面が増えると、少ない光源でも画面全体が明るくなり、色数を増やさずに情報量を増やせます。雨上がりの設定は、絵づくりの都合でもあるのです。
まとめ
情報量の多い絵では、「色」ではなく「形」で探すのがコツです。まっすぐな線と光の中で、丸いもの・やわらかいものは強く浮き上がります。
見つけた瞬間の違和感を楽しんでもらえたら成功です。


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