[E00002]図書館の異変探し

E00002「図書館」の異変探しイラスト(3つの異変がひそんでいます) 異変探し

高い天井、まっすぐのびる書架、そしてゆるやかにカーブする階段。静けさが音になって降ってくるような、大きな図書館です。

本を探す人の足音だけが響くこの空間に、まぎれこんだ「ありえないもの」が3つ。

空中、影の中、そして階段。ふだん目で追わない場所にこそ、答えはひそんでいます。

▶ヒント 1つ目 を見る

だれも持っていないのに、宙に浮かんでいる掃除道具があります。魔法の学校ではないはずなのですが……。

▶ヒント 2つ目 を見る

床に落ちた影のかたちをよく見てください。人でも棚でもない、とても大きな生きもののシルエットがまぎれています。

▶ヒント 3つ目 を見る

階段を一段ずつ目でたどってみましょう。途中で素材が変わっている段があります。

▶答え合わせ(3つの異変)を見る

異変1:宙に浮くほうき(画面中央あたりの空中)

だれも手をかけていないのに、ほうきが空中に浮かんでいます。掃除の時間にはまだ早いようです。

異変2:影にひそむクジラ(画面中央下の床)

床にのびた影のなかに、まるくて大きなクジラのシルエット。本棚の影のふりをして泳いでいました。

異変3:本でできた段(画面右下の階段)

階段の一部が、石ではなく積み上げた本になっています。踏むのがためらわれる一段です。

図書館の本は、なぜあの順番で並んでいるのか

図書館の棚がいつも同じ雰囲気に見えるのは、本の並べ方に共通のルールがあるからです。日本の多くの図書館では「日本十進分類法(NDC)」が使われていて、0類(総記)から9類(文学)まで、知識を10のグループに分けています。背表紙の下に貼られたラベルの数字が、その本の住所というわけです。

たとえば4類は自然科学、7類は芸術、9類は文学。だから小説を探しているときは、まず9のあたりへ向かえばいい。館内の地図が読めなくても、数字さえ覚えていれば目的の棚にたどりつけます。

この仕組みのおもしろいところは、「近くに並んでいる本は、内容も近い」という点です。目当ての1冊を取り出したとき、その左右にある本もきっと気になるテーマのはず。検索では出会えない本と出会えるのが、実際に棚の前に立つことのいちばんの楽しさかもしれません。

まとめ

図書館のように「整っている場所」は、異変探しととても相性がいい題材です。まっすぐ並んでいるはずのものが少しでも乱れていれば、それが手がかりになります。

見つからないときは、絵を少し引いて眺めるか、スマートフォンなら拡大してゆっくり動かしてみてください。

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